イチから全部見てやるという遺伝子

ぽすれんで借りようと思っていた邦画があったのだけど、それがなんだったのかを思い出せない。タイトルどころか出演者から何から一切合切が、ボケ〜っと保存ボタンをクリックしてしまったファイルみたいにどこかへ隠れてしまった。検索でもしてやれば、なにかしら手がかりが出てくるのだろうけど。最近の映画だったはずだったから、きっと最初のほうあるはずなんです。だから、イチから見ていくんです。


現在、ぽすれんには邦画2169タイトルとある。パッケージ写真付き12タイトルずつで1ページが181ページ。コロコロコミックと比べれば笑っちゃうぐらい薄い。ペラペラ。コロコロなんて1時間足らずで読破ってたわけで。最後の怪しげな通販までピッキリ!

100ページまできたとこで、1時間たっちまったぜ。コロコロのようにはいかないぜ。そりゃそうさ、そもそもコロコロしてないじゃないのさ。つーか、まだ見つからない。そもそも邦画だったのだろうか。ドラマじゃなかったけ?と不安がよぎる。よぎるのわたし。半分は越してるし、まぁ、もうチョイさ。チョイさーっ!

150ページを過ぎて…あ!思い出した!「ロボコン」だ!リストでみっけたワケじゃない。突然、思い出せた!なぜだろう。スズメが家の中に入りこんじゃったぐらいに意味がわからない。蛍光灯と戦うスズメ。回覧板を隣りの家にもっていったら、移動トラックの八百屋のオッサンがお茶飲んで一人留守番してたぐらいに納得がいかない。だから、最後まで全部見ていくことにした。なんだか止まらない。もう止められない。

そして結局、180ページ2196タイトル全てに目を通した。気になったモノをマイリストに登録したり、懐かしいタイトル見つけては懐かしんでみたりと、仲間由紀恵のムダ毛ほどムダではなかったんだと思いたい。納得だ。感動した。

こんな風景、いつか見た風景。父が、学会だか契約だか忘れたけれど、海外出張に行くってんでトランク出してきたら鍵がかかっていて開かないってんで。ダイヤル式のカギでナンバーを忘れて開けられないってんで。控えとかも見つからないってんで。てんでてんで、仕方なく000から001、002…と全ての番号を確かめてましたよ。2時間だか3時間だかかけてどうやら開けてましたですよ。つまりこれは遺伝子からこんなんなってんで。

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